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Vol.2:サッカーをする子供への接し方
一生懸命応援しているお父さん、お母さん。
「子供にとって、どんな応援が一番いいのかな?」「負けたとき、どう言ってやればいいのかな?」
迷ってしまうことがありませんか? または、好ましくないことをしていませんか?
各方面の方々のご協力を得て”応援マニュアル”にまとめてみました。
応援マニュアルその1:試合や練習はできるだけ応援に行こう。
できるだけ時間を作って応援に行きましょう。子供と一緒になって喜び悲しみを共有しましょう。
そして、試合の後は健闘を称え、明日への話をしましょう。
応援マニュアルその2:子供たちがのびのびできるようにしよう。
フィールドの子供たちは自分で判断しプレーしています。それが最も楽しく、また重要なことです。
プレーに指図をして自主的な判断の妨げにならないようにしましょう。
意図のあるプレーには、失敗しても次のプレーにつながる応援をしましょう。
応援マニュアルその3:試合ではレフリーの判定が全てです。
たとえミスジャッジがあったとしても、そのような事を含めた全てが”サッカー”なのです。
ピッチではレフェリーのジャッジが全てです。保護者もよく理解して行動しましょう。
応援マニュアルその4:試合では、全ての子供を応援してあげましょう。
自分の子供だけでなく、チームの全ての選手を応援しましょう。
1点を決めるのは1人でも、そこまで持って行くのはチームのみんなです。
一丸となった応援が、一丸となったチームを育てます。
応援マニュアルその5:「自チーム」「相手チーム」の区別なく良いプレーには拍手をしましょう。
相手チームは敵ではなく、サッカーをする仲間です。
自分のチームはもちろんのこと、相手チームの良いプレーに対しても拍手してあげることが、
子供たちにとっても、良い影響を与えるはずです。
応援マニュアルその6:試合が楽しかったか、聞いてあげましょう。
大切なのは、勝敗よりも楽しむことです。
結果だけを聞いていると、勝敗に対するプレッシャーを与えてしまいます。
良かったプレーを振り返り、よいところを伸ばせるような話をしましょう。
応援マニュアルその7:子供を勇気づけてやりましょう。
大人でも落ち込みます。子供ならなおさらでしょう。
調子の良い時ばかりでなく、調子の悪い時には励ましてあげましょう。
期待をかけすぎるとプレッシャーになります。
子供の姿を見守って力になってあげましょう。
完璧に実行することは簡単ではありません。
このマニュアルをたまには読んで少しでもやれるように努力したいと思います。
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